「二人目出産で上の子退園」に思うこと

こんにちは(^-^) Greです。

blue green glass eye MGD©

 

埼玉県所沢市では今年から、

親が出産して育児休業に入った場合、
保育園に通っている2歳以下の上の子は
3か月後までに退園させる

という新しい方針を打ち立てたそうです。

これに対して保護者が反発。

在園児を退園させないよう求める申立を行うとのこと。

このニュースを聞いて思ったのは、

「子育てをしながら働く母親を
追い詰めるようなことをするなぁ」

ということです。

スポンサーリンク

保育園問題は働く母にとって死活問題!

出産を控える働く親にとって入園できるかどうかは
死活問題です。

それだけでも頭が痛いというのにさらに、
上の子まで退園となるとストレスも倍増します。

 

そして、何よりも考えさせられたのが所沢市長のコメントです。

「子供は2歳まではお母さんと一緒にいたいと
いうはずだ。いい制度変更だと思う。」

とコメント。

タメイキがでました。

そこまで問題を戻しますか???
実際まだまだ、こんな感じなのですよね…(-ω-)

 

「夜遅くまで預けるなんて絶対ムリ!」

確かに、

「0歳の子供を預けて働くなんて!」

という大人は周りにもいます。

 

我が家は延長保育を利用していたのですが、

夜まで子供を保育園に預けるなんて
うちだったら絶対ムリ!

という、ご近所さんからの「アドバイス」も
受けたことがあります。(泣)

「私だって好きで預けてるわけじゃないですけど~
仕事と家庭と人生トータルで考えて出した結論なんですけど~」

と思いながら、

「だよね〜!私も早く帰りたい!子供と一緒に晩御飯食べたい!」
と叫んでいました。(苦笑)

誰だって早く帰りたいと思っているのです。

 

働く親の気持をわかってほしい!

そのような「アドバイザー」の方には、

物事の一点だけを見て非難するのではなく、
すべてに目を向けて、トータルでプラスになる
と考えた上での判断だということを理解してほしい
と思います。

限られた時間の中で子供と向き合う時間を作るために
全力を尽くしている母親がいることも…

そして、できることなら、
その選択肢を選んだ母親を支援してほしい。

 

まぁ、支援までは無理だとしても…

せめて、「アドバイスと称した非難」をするのはやめて
放っておいていただきたいものです。

 

「保育園で晩御飯」が普通の生活

私は娘を0歳児から保育園に預けていましたし、
少し育ってからは延長保育も利用して、
晩御飯は保育園で食べさせてもらっていました。

「晩御飯は家で母親と一緒に食べた方がいいのでは?」
という意見は確かに正論です。

一点に焦点をあてれば、私もそう思います。

それでも、理由があって延長保育をせざるを得ない人が
いるのだから、それを非難する気持ちは飲み込んで、
せめて保育園でさみしい思いをしないよう、子の環境を
よくする方向に進む世の中であってほしいと思います。

 

実際、娘達は保育園で友達と晩御飯を食べるのが
「普通の生活」であり、与えられた環境を
むしろ楽しんで生きていました。

「毎日メニューが違って嬉しかった!」と後から
食いしん坊の娘1が話していましたし~(-ω-)

たまに早く迎えに行くと、
「え~、晩御飯食べてから帰りたい」
と答える娘2もいました~(苦笑)

自宅以外でも「普通に」生活することができるよう
配慮してくれた、保育園の先生には本当に感謝しています。

 

「二人目出産で上の子退園」に思うこと…

私からすると、
「2歳になってお友達と遊ぶのが楽しい時期に
一日中母親と一緒にいることが
本当に上の子のためになるのか?」
と思えてしまいます。

 

せめて、市長のコメントが、
「待機児童を減らすための苦肉の策です。」
という意見であればよかったのに…。

 

いつになったら、親が安心して働ける世の中になるのでしょうね。

保育園に預けるしかない人のために、
選択肢を増やしてほしいだけなのですが~

娘達が子育てをするかもしれない10数年後には、少しは
変わっていてほしいと願わずにはいられない今日この頃。

 

 

情報ブログも書いています✧



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする