子供にアドバイスすること、そのデメリットを考える
こんにちは(^-^) Greです。
さて今回は「デメリットを考えるシリーズ」、
一般的に正しいと思われていることのデメリットを考えるシリーズです。
子育てをしていると、さまざまな場面で
子供にアドバイスする
ことがよくあると思います。
たとえば、子供の進路の選び方、友達とのつきあい方、
部活動の選び方、などなど。
親のアドバイスを聞くことで、失敗を避けることができたり、
物事を最短で進められるというメリットがあると思います。
その「親が子供にアドバイスする」ということのデメリットはないのでしょうか?
今日はそれについて考えてみたいと思います。
親が子供にアドバイスすること、そのデメリットを考える
1.子供が自分で考える機会を失うことがある
小さな頃から、物事を実際に経験する前に、
親が「アドバイス」と称して、詳しい説明をする
ことを繰り返して成長していくと、
自分で考えて、やってみる
という機会を失うことがあります。
親がアドバイスした内容がすべて正しく思えてしまう、
幼少期においては、得にそれが強いかもしれません。
小さな頃から「親のいうことを聞かない!」という
ガンコちゃんな子供もいると思います。
〜うちの娘たちもそうでした~苦笑
親から見ると、「育てにくい」という子供に感じる
かもしれませんが、それは逆を返せば、
「自分で物事を考えている」から「自分の意見を主張」
しているわけで、本当は親も喜ぶべきことなのかもしれません。
たとえ、失敗に終わったとしても…✧
2.親のアドバイスにより「失敗する機会」を失うことがある
親のアドバイスは自分の経験からきていることが多く、
それに従っていれば、失敗することなく物事を進める
ことができるでしょう。
でも、失敗する機会を失っているともいえますね。
確かに、けがをするなどの「大きな失敗」は最初から避けるべき
だと思いますが~
自分の考えに従って行動した結果の、「小さな失敗」はむしろ、
経験すべきなのかも✧
失敗した後に立て直す経験をすることが大切だと思うからです。
3.子供が新しい冒険をしにくくなることがある
これは私の姉妹を見て思ったことなのですが~
姉と妹は周りからの「アドバイス」を受けて育った人達で、
私は真ん中で「アドバイス」を受けずに育ちました。
姉は教育熱心だった父からの「アドバイス」。
妹は主に姉ふたりからの「アドバイス」。
妹からは大人になって、
「何かしようとすると、いつも姉達から
”こうした方がいいよ”、”これはしない方がいいよ”って
いわれて、考えすぎて動けなくなった〜」
と聞かされましたが〜(-ω-)ゴメンナサイ!
アドバイスなしで育った私は「冒険家」であり、
新しいことを始めることにも抵抗なく、
考える前にやってみる派です。
姉と妹は「思索家」で冒険を好まず、
しっかり考えてから行動するタイプ。
保守的な道を歩いているといえるでしょう。
どちらがいいのかはわかりませんが~
前もってのアドバイスが、行動しにくくしている
とはいえそうです。
4.親のアドバイスに従って失敗したときの後悔が大きい
自分の考えに従って行動した結果、失敗したとしても
それは自分の責任だから、しかたがないと受け止める
ことができますが~
親のアドバイスに従った結果、それが失敗したときに
「なんだよ!」という気持ちになってしまうでしょう。
親のアドバイスはいつでも正しいとは限りません✧
また、親にとっては「正しい」と思える結果だとしても、
本人にとって「俺はこの道じゃなかったんだよ!」と
思えば、それは「失敗」になるからです。
本当に難しいですね。
なので、最終的には親のアドバイスを聞いたうえで、
自分の考えに従う、ことが大切なのですが~
たとえば、中学受験などの場面で、
実際に小学生の子供が「親のアドバイス」と違う結論を
選択できるものでしょうか?
今までに経験がない = 自分の考えに自信が持てない
ということで、ついつい親に従ってしまいそうです。
実は、そんな悲劇を身近に見ています。
親のアドバイス-まとめ
結論としては、
親からの子供への「アドバイス」はほどほどに!
ということでしょうか?
最終的な子育ての目標は、
「自分で考えて、行動できる人」
「失敗してもいいから、その修正ができる人」
であるから、子供のうちに小さな失敗はたくさん経験しておいて
損はなさそうです。
できれば、「アドバイスと気づかない」くらいの演出で
親の経験話を子供に伝える、のがいいのかも✧
娘達も難しい年齢になってきているので~
私も気をつけていきたいと思います!