挨拶ができない子は「育て方」のせいなのか?
こんにちは(^-^) Greです。
娘は幼児の頃、「挨拶ができない子」でした。
保育園に行くときに、ご近所の方に出会った時、
私が「おはようございます!」といっても
娘は挨拶しない。
「人に会ったら、おはようございますって
あいさつすると気持ちいいよ〜」
と何度いっても、挨拶できませんでした。
挨拶ができない理由はなんだろう?
挨拶できる子に育ってほしい~などと勝手に思っていた私。
何度説明しても、娘が挨拶をしないので、
(もしくは聞こえない位の小さな声で挨拶〜)
ここまで頑なに挨拶しないのはなぜだろう?
と、その理由を考えてみることに。
(理系人はすぐに原因を探しがち〜苦笑)
思い当ることは、娘がとても怖がりだということ。
知っている人には挨拶できるのに、
よく知らない人に挨拶できないのは、
娘の怖がりの性格のせいではないかと気づきました。
よく知らない人 = 怖い
と思っているのに挨拶なんてできませんものね!
原因がわかれば無理強いする必要はないので、
私が明るく挨拶する姿を見せて、
「この人は母が挨拶する、信用できる人なんだ」
と認識されるのを待つことにしました。
「怖がりである」ということは逆を返せば、
慎重な性格で大きな失敗をしない、という長所につながります。
挨拶できない子は「育て方」のせいなのか?
よく世間では、子供に他の子と違う部分があると、
「親の育て方の問題じゃないの?」
といわれがちですが~
個性のまったく違う二人の娘を見て思うのは、
子供が持って生まれた個性というのはとても大きく、
育て方だけでは変えられないものがあるんだな、
ということです。
その個性を認めずに、みんな一律に、
明るくて、
友達と遊ぶのが上手で、
素直で、
親の言うことを聞いて、
だだをこねたりしない、
ひとりで遊ぶのが上手、
そんな、「親から見て理想的な」子に育てようと
するのは違っていたんだな、と感じました。
これは医学博士、松田先生の、
「この子にはこの子の個性がある」
松田道雄「定本育児の百科」より
という考えに沿ったものです。
子供の(親にとって手のかかる)個性にとらわれすぎずに、
子供が自分の生命をいきいきと生きることの手助けをしてあげること
それが、何よりも大切なのだと気づかせてくれました。
ちなみに✧
今は娘も挨拶できる人になりました!
高校生で大学見学に行った際に、
「ボランティア活動してた挨拶力を見せてやる!」
と見知らぬ学生達にみごとな挨拶を見せてくれました✧
年月は人を変える✧
挨拶できるようになる時期は人によって違っていい、
ということですね。