子供を信じるということ

こんにちは(^-^) Greです。

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子供を信じる

「子どもを信じること」 すごく大事なことですよね。
でも、自分が親になって初めて「子供を信じて待つ」ということがこんなに難しいことなんだ、と実感しました。

自分から勉強のできる子を育てるためには、

「勉強しなさい」といわないこと

が大切だということは有名です。
東大生の多くが「親に”勉強しなさい”といわれたことはない」という話は聞いていました。

ところが娘が中学生になり、テスト3日前に勉強しないで本を読んでいる姿を見た時につい、「テスト直前なのに勉強しなくていいの?」と聞いてしまったり…していた私。
まぁ、その時点で母にいわれて渋々勉強しても効率よく頭に入るはずもないのですが…。

そんな遅いスタートで始まった我が家の勉強道~
娘が中1の1年間、娘とムダなバトルを繰り返した私が今思うことをつらつら書いていきたいと思います。

 

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勉強は親にいわれてするものではない

あたりまえのことなのですが、あまりに勉強をしない中学生を見ていると「これで大丈夫なのだろうか?」と思わない親はいないと思います。そこでついうっかり「勉強しなくていいの?」と言葉が出てしまうもの。
でも、人から強制されて勉強しても身につくはずはないのです。これを繰り返していくと「勉強」=「親にいわれて嫌なキモチですること」と負の感情がセットで脳に植えつけられてしまい、それはその後に悪影響を及ぼします。「勉強」がマイナスの感情とセットにならないよう、マイナス言葉をかけないよう気をつける必要があるようです。

勉強したくなるきっかけを作ってあげよう

大人でさえも休日に「勉強」するのは気が進まないものです。なので、子供が勉強しなくても当たり前。
だとしたら、どうしたら自分から勉強するようになるのだろう、と考えました。勉強すると「こういうメリットがあるよ」という目標があれば、がんばれるはずです。
大人だとしたら、「勉強して昇格試験に受かれば給与があがる」とか。これなら勉強する気になりますよね。

子供も同じ。勉強をするとどんなメリットがあるのか、それに気づかせてあげること。

たとえば…ライバル男子より数学でいい点をとりたい、とか。将来、古生物学者になりたいから勉強がんばる、とか(これはうちの娘2です(^-^))

勉強する理由がないのであれば、その子に心に響くような「勉強が必要な理由」に気づかせてあげる、これが親のできることだと気がついたのでした。

我が家の娘が勉強する気になった理由

かなりガンコに勉強しないでテストを受けていた中1の娘ですが…(ある意味、これはこれですごいことですが…苦笑)
勉強を始めるきっかけになったのは、ある私立高校の奨学生推薦を勧めたことにあります。といっても強制になると意味がないので雑談の中で1年かけてゆっくり話していきました。

私は会社の人の話を娘達によく話していたのですが、その中で知人の娘さんが高校の学費が免除になる奨学生推薦を受けて合格した話をしていました。その高校で娘さんが活き活きと過ごしている様子や、まじめでのんびりした子が多いことを話したりしていました。
それが次第に娘の興味をひいて、いざ志望校を決めるといった段階で、
「中2・中3の学校の成績で合否が決まる奨学生推薦に挑戦してみるのもアリだよ。面倒見のいい私立高校の方がキミの性質には合っているかもしれないよ」というと、それは節約志向の娘の心にヒットしたらしく、「じゃあ、挑戦してみる!」ということになり…。家庭教師の先生に勉強を見てもらうことにして、中2から勉強を始めました。

初めて「勉強する理由」ができた娘。
もともと数学と理科が好きだったので理系科目はぐんぐんと理解が進み、母娘のバトル生活も1年で終了となりました。(^-^)

 

子供に期待をしすぎない

子供を信じる、ということは、子供に期待する、こととは違います。

勉強を始めた子供に期待しすぎないことが重要です。娘を見ていると、親や親戚の学歴や職種などさまざまなことが知らず知らずにプレッシャーになっていると感じたことがありました。

私は難関大学出身ではないのですが、それでも「私はお母さんみたいにはできない!なれない!」と娘からいわれたことは今も忘れていません。(きっと心の叫びだったと…思います。)

私も親なので「子供に期待をかけてしまう気持ち」はよくわかります。でも、意識してブレーキを踏んでいました。そして「レベルの高い大学を出たからといって人間的に優れているわけではない」ということも感じていました。

そしてことあるごとに「そのままでいいよ~(^-^)」「親や人のためにがんばるんじゃないんだよ。自分なりにがんばればそれでいいんだよ!」と話していました。

そうでなくても受験期はナーバスになり、「いとこが●●大学に入ったのだから…」などと様々な見えないプレッシャーと戦うことになります。親が子供の受験に力を入れすぎると、子供は敏感に感じ取って「親がこんなに応援してくれているのだから、がんばらないと!」というプレッシャーになりがち。

そこで我が家は「キミの人生だから、キミに任せるよ(^∀^)」というスタンスを貫いていました。ただし、「いつでも相談にのるから、必要なときはいってね~!」と声をかけていました。

これがよかったのかどうかは本人にしかわかりませんが…(^-^)

高3の3月に娘が「うちは適度に放っておいてくれたから…救われたよね。あんまり応援されるとかえってプレッシャーになるから…」といってくれたことは母としてとてもうれしかったです(^-^)

 

子供を信じて待つ、ということは何もしないで「待つ」ということではありません。特に中学生においては親による「誘導」はかなり有効だと考えます。ぜひ、その子の性質をよく見極めたうえで、その子に合った道を見つけて上手に「誘導」してあげてほしいなぁと願っています。

 

情報ブログも書いています✧



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