あれから4年
こんにちは(^-^) Greです。
あの大震災から4年。
4年前に思ったことを書きとめておこうと思います。
仙台在住の我が家。津波は来ませんでした。
家中の家具が倒れ、壁にひびが入り、
上階からの水漏れがありましたが、
和室の一室だけは使えたので、
避難所には行かずに自宅で過ごしていました。
家には食料の備蓄がなかったので、
震災翌日から食料を求めて、
近くのお店の開店を待って並びました。
効率よく食料を手に入れるために、
娘1と私は違う店に並ぶことに✧
オットは仕事です。
朝8時なのに、すでに長蛇の列。
「開店は11時前の予定」という店員さんの声。
まだ3時間もあります…(-ω-)タメイキ
3月なのにとても寒い日で、ずっと並んでいると、
足先が冷えきってしまいます。
そこで、娘1と娘2はその場で足先を曲げたり、
足踏みをしたりして、体を温めていたそうです✧
娘1と母の間を行ったりきたりする娘2(^-^)
娘2「お母さんっ、こうやって足を動かすと、
足が温まるってお姉ちゃんがいってたよ♡」
と教えてくれました。
途中、トイレに行くときに娘2に並んでもらったり、
寒いから体を動かすために一瞬代わってもらったり、
小学生ながらも活躍していました。
娘1はガマンづよく、黙って3時間並んで、
1日分の食料を買うことができました。
娘1は中3。何もなければ、震災翌日のその日は
卒業式の予定でした。
一人が購入できる商品は10個まで✧
娘1「すぐ食べられるものを選んだよ(^-^)」
と後から報告してくれました。
ホント、いい買い物ができていました✧
そんな、ふたりの娘を見ていたら、
「もう、この二人は大丈夫だな…✧」
としみじみ思いました(-ω-)
自分で考えて、生きていける力を
もう、ふたりは持っているね✧
そう思ったのを覚えています。
勉強や成績がどうとか、そんな事はどうでもよくて、
元気でいてくれたら、それでいいね。
そんなことを考えていました。
✧✧✧
買い物の帰り道、
娘1「寒い中、3時間も並んだことだし、
もう私達、TDLは楽勝だね!(・∀・)」
母「楽勝、楽勝〜!イエ〜イ(^O^)」
食料を抱えて笑って帰ってきました✧
夜になって、暗い部屋でご飯を食べながら、
普通にご飯を食べて、
温かいおふとんで眠れることが幸せなんだね。
何事もなく、普通に過ごせる毎日が幸せなんだね。
そんなことを娘たちに話しました✧
✧✧✧
震災から4年。
仙台の街中は、震災があったのが嘘のように
普通の状態ですが、沿岸部はガレキが片付いた
ものの何も変わっていません。
✧✧✧
普通の毎日に感謝すること✧
それが震災から学んだことです。
✧✧✧
震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りしています。