視点を変えること、お互いを理解すること
こんにちは(^-^) Greです。
先日、痛ましい事故がありましたね。
ドラム式洗濯機に子供が閉じ込められた事件です。
中から開けることは「想定されていない」機械であった、
ということなのでしょうが…
技術的にそれを阻止することができないのでしょうか?
もちろん、センサーなどをつけることで、「技術的には」
中から開けられるようにすることはできるのでしょう。
ただし、「コスト的には」厳しいものがあるのかもしれません。
確かに、中から開けるという確率はたいへん低いものに
なるため、それよりも他の部分にコストを
かけているのでしょう。
消費者は購入時に何を考えるかというと、私もそうですが
洗濯に関する機能やコストを重視して購入することが
多いので、どうしても「確率の低い」ことはおきざりに
されてしまうのでしょう。
そして、実際には必要であっても、コスト面から
実現できないものはこの世の中にはたくさんあります。
残業を減らせないか、という議論についても同じです。
子育て社員だけでなく、「残業がもっと少なくなったらいいのに」
と思っている社員は多いはずです。
でも、実現しない。
というのは企業側から見たら、残業しない社員は
「コストがかかる」場合が多いからなのでしょう。
企業が経費として支払っている人件費は、給料の他にも
福利厚生費など多くの経費がかかります。
私は社会人になったときに会社の人から、
「一人当たり年間約1千万の経費がかかっています」
と説明を受けました。
給与はその何分の一かなのですが、それ以外にかかる経費が
とても大きいということを理解すべきだということでした。
そうですよね。
仕事をしている建物の賃貸料、管理料、光熱費や、
福利厚生費、健康保険料や厚生年金保険料についても
半額は会社が負担してくれています。
扶養家族がいる場合には、その家族分の国民年金保険料も
会社負担。
また、新入社員には多くの研修が行われますが、
その講師料や先輩社員の人件費などなど。
挙げていくととてつもない金額になってきます。
そう考えると、企業側が「少数精鋭」を目指したい、
育てあげた人が残業をしてでも多くの仕事をしてほしい、
という理由がわかってきます。
(もちろん、それがいいと思っているわけではありません。)
企業側、働く側の両方の視点で考えながら、お互いが
利益を得られるようなポイントに歩み寄ることが
大切なのだとは思うのですが~
なかなか現実は難しいものですね。
仕事においても、プライベートにおいても、両者の視点を
理解することは大切だなぁと考えつつ〜
本日は午後から仕事関係のセミナーに出席してまいります!
そろそろ家をでなくては!